仕事内容
設計開発は大きく分けて2種類の業務に分かれており、1つが、市場や現場の声を収集・分析し、ニーズに合ったコンクリート製品を設計・開発する業務。構造計算・安定計算・製造図の作成を行うとともに、工場で試作や試験を行い製品化につなげます。
そしてもう1つが、営業部からの依頼を受け、現場の製品の割付図面を作成すること。安全性はもちろん、作業効率やコストなども考えて設計に落とし込む必要があり、どちらの業務も土木、工学、建築など専門知識や技術が必要となります。
そしてもう1つが、営業部からの依頼を受け、現場の製品の割付図面を作成すること。安全性はもちろん、作業効率やコストなども考えて設計に落とし込む必要があり、どちらの業務も土木、工学、建築など専門知識や技術が必要となります。
やりがい
新製品開発の業務は、製品としての完成度だけでなく、施工する側の作業効率や、製造コストも考慮しながら進めなければなりません。そのため、工場や現場にも足を運んだり、何度も試行錯誤を繰り返したりし、完成までに長い期間を要することも。しかし、実際の工事現場で自身が関わった製品が使用されているのを目にすると、苦労が大きい分だけ、やりがいも大きなものになります。また近年では、工事現場の設計業務として、災害によって壊れた河川や道路の復旧作業に関わることも。自分の描いた図面が復旧の一助となることに、きっと誇らしさも感じるはずです。
キャリアステップ
入社後は図面設計に必要なCADに慣れることから始めます。はじめの半年間は、自社の過去図面を使って繰り返し練習し、除々に実際の現場図面の作成へと段階を進めることになります。同時に、1年目はコンクリート製品の使用や用途も覚え、1カ月間の工場研修もあります。3年目以降になると、アイデアを出し新しい製品開発を考える仕事と、工事図面を設計していく仕事の、2つに分かれます。