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営業

仕事内容

美建工業の営業職には、大きく分けて2つの種類があります。ひとつは「設計営業」、もうひとつは「販売営業」です。設計営業は、官公庁や設計コンサルタント会社に対して営業を行います。例えば道路工事の際に自社のコンクリート製品を選んでいただくため、積極的に訪問することで情報をキャッチし、求められる商品を売り込んでいくのが仕事です。一方で販売営業は、一般の土木建築会社などに対して営業を行います。自社製品を選んでいただくのはもちろんですが、自社以外にも工事に関わるあらゆる製品を仕入れるなど、お客様のニーズを形にしていくのが仕事です。どちらの営業も新規開拓はほぼなく、既存のお客様を受け継ぐ形での営業が中心。どちらも工事や商品への知識だけでなく、お客様の信頼関係を構築することがなにより大切な仕事です。

やりがい

自分が提案した商品を契約していただき、納品した製品を使って完成した現場を目にすると、「自分の仕事が町を支えている」ということを実感できるはず。町のどこかに自分の功績が形となり、残ることが、やりがいにつながっています。

キャリアステップ

入社して1年間は先輩社員に同行し、営業のノウハウを覚えます。その間に、自社製品についてはもちろん、外部研修や勉強会で幅広い知識を身につけていきます。また実際に場内で製品づくりを経験する工場研修なども実施。2年目からは一人での営業活動に進みます。当社ではどの職種であっても、資格を取得している社員には手当が付きます。営業と言えども、納品の際に積み込み作業も担うこともあるので、リフトや玉掛技能の資格はほぼ全員が取得しています。

品質管理

仕事内容

美建工業の製品は、社会インフラから民間の住宅、近年では災害復旧の現場などでも幅広く使われています。それらの製品が日本産業規格(JIS)に適合しているのかを証明するのが、品質管理の仕事です。もちろん完成した商品だけでなく、制作過程においても不備がないかもチェックし、必要な書類作成も行います。表に出る仕事ではありませんが、常に安定した品質の製品を提供し続けるために、必要不可欠な仕事です。品質管理というと室内で日々検査をする光景が思い浮かぶかもしれませんが、時には品質を確認するために現場で実際に生コンを練ることも。高い知識と根気が求められる、製品づくりを陰で支える”縁の下の力持ち”のような仕事です。

やりがい

新たな製品を製造する際、それが国の規格内の製品であるかをチェックするのも品質管理の仕事。認定を受けるのが難しい新技術の製品が認められた時には、とても喜びを感じることができます。例えば、福山工場では高強度コンクリートの大臣認定を取得していますが、認定には1年半の準備期間を要しました。このように新製品が認められるには高いハードルがあることも少なくありません。覚えなければいけない知識も数多くありますが、ハードルが高い分、乗りこえた時の達成感はこの上ないです。

キャリアステップ

はじめの1年間は、先輩社員から試験方法などの細かい指導を受けます。2年目からはそれらの業務をひとりで遂行。そして3年目からは「危険物取扱者」や「特定化学物質取扱者資格」などの高度な資格に挑戦するなど、徐々にステップアップしていきます。

事務

仕事内容

入出金管理や経費処理などの経理業務、部署間のサポートや給与計算などの総務業務を行います。配属される事業所の規模によって、経理・総務の各業務を分担して行う場合と、それらに加えて配車の手配なども担当する場合があります。大きく分けると、営業が受注してきたものを発注、管理する営業事務と、工場の受注管理や生産管理、在庫管理を行う工場事務とに分けられますが、事業所によってはそれらを兼任しながら、他業務もこなしていくマルチな人材が求められます。

やりがい

一つの業務を長年行うのではなく、数年ごとに担当業務をジョブローテーション。幅広い知識が身に付くとともに、いつでも新鮮な気持ちで仕事に向き合うことができます。時には海外の工場新設に合わせて現地の公用語の習得にチャレンジするなど、一般的な事務職というイメージの垣根をこえた業務に取り組むことも。多種多様な業務をこなすことで、自分にできる仕事がどんどん広がり、ステップアップする喜びがやりがいにつながります。

キャリアステップ

入社して1年目は配属先の先輩社員から指導を受けます。それ以後は、担当業務を数年ごとにローテーションを行うことで幅広い知識や視野を身につけてもらいます。資格を有する社員には手当があるので、事務職に必要な簿記資格はもちろん、フォークリフト資格などまで、自分の能力をのばす資格取得に積極的に挑戦することも可能。たくさんの経験を積み、枠にとらわれない多才な会社のバイプレーヤーに成長していただきます。

設計開発

仕事内容

設計開発は大きく分けて2種類の業務に分かれており、1つが、市場や現場の声を収集・分析し、ニーズに合ったコンクリート製品を設計・開発する業務。構造計算・安定計算・製造図の作成を行うとともに、工場で試作や試験を行い製品化につなげます。そしてもう1つが、営業部からの依頼を受け、現場の製品の割付図面を作成すること。安全性はもちろん、作業効率やコストなども考えて設計に落とし込む必要があり、どちらの業務も土木、工学、建築など専門知識や技術が必要となります。

やりがい

新製品開発の業務は、製品としての完成度だけでなく、施工する側の作業効率や、製造コストも考慮しながら進めなければなりません。そのため、工場や現場にも足を運んだり、何度も試行錯誤を繰り返したりし、完成までに長い期間を要することも。しかし、実際の工事現場で自身が関わった製品が使用されているのを目にすると、苦労が大きい分だけ、やりがいも大きなものになります。また近年では、工事現場の設計業務として、災害によって壊れた河川や道路の復旧作業に関わることも。自分の描いた図面が復旧の一助となることに、きっと誇らしさも感じるはずです。

キャリアステップ

入社後は図面設計に必要なCADに慣れることから始めます。はじめの半年間は、自社の過去図面を使って繰り返し練習し、除々に実際の現場図面の作成へと段階を進めることになります。同時に、1年目はコンクリート製品の使用や用途も覚え、1カ月間の工場研修もあります。3年目以降になると、アイデアを出し新しい製品開発を考える仕事と、工事図面を設計していく仕事の、2つに分かれます。